,。・;+°万華鏡?゜+;・。,後編

ハチ  2006-05-12投稿
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「ごめんね。急に呼び出して...」

『いえいえ。大丈夫ですよ!』

「よかった。...ここじゃ何だから、裏庭行かない?」

『はい。』

ァタシは不二先輩に連れられて裏庭に来た。
裏庭は校舎で陰になっていて、花壇があり花が植えられていた。
名前は分からないけど、小さくて可愛い花。

「ハチさぁ...昨日国分先輩に送ってもらったんだって?」

『ぁッ...はい。』

「自転車に2ケツしたの?」

『はい。後ろに乗っけてもらいました。』

「ふぅ〜ん...

ハチ国分先輩のこと好きなの?」

『ぇっ!?なんでですか?』
「そう思ったから聞いてるの。どうなの?」

『絶対内緒にしますか?』
「うん。」

『好きです。国分先輩が』
「かっこいいもんねぇ」

『はい。』

「面白いし。」

『はい。』

「優しいし。」

『はい。』

「俺も好き。」

『はい。...えっ?』

「俺も国分先輩が好き。ハチが好きになったのよりももっと前から...」

『それは...どういう...意味ですか?』

「そのままの意味だよ。」
『本当ですか?』

「うん。」

ァタシは頭の中が真っ白になった。
不二先輩が国分先輩を好き?どうゆうこと?

「引いた?


でも、ハチには言っても平気な気がして。」

『ァタシ...「やっぱ忘れて!」

『不二先輩...?』

「ごめんね。」

不二先輩は笑って立ち上がって裏庭から出て行こうとした。

『先輩!ァタシ先輩のこと気持悪いとか思いませんよ!最初はビックリしたけど、人を好きになることは悪いことじゃないです!!』

「ありがとう。」

不二先輩は振り向いて囁いた。

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