3月23日午後9時2分
柊宅 フズキの部屋
「何だか信じられないなぁ〜」
笑顔で彼女はそう言った
つい、俺は笑顔に見とれてしまった。
「でもさ、なんで急に私に見えるようになったのかな?」
(そういえばそうだ、
それに俺裸だし、不思議過ぎる。)
「分からない。そもそも死んでいる時点でもう十分過ぎる程不思議だからな」
「そうだよね。死んでる・・んだっけ。・・・
あ、そうだ!さっきの話しの天使さんに聞いてみれば何か解るかもよ?!」
(中原か、調子狂うんだよな、あいつ)
(まぁ、でも他に聞く当てもないし。)
「そうするか。」
俺は頭のワッカに手をやった。
(フズキがなんか凄いみてきて恥ずかしい。)
暫くすると中原が舞い踊りながら、降り立った。
「はぃ、はぃ、中原ですけど?なんですか、もう飽きたんですか?「ぇっとしつも「それじゃあ、早速行きますか「いや、だからしつも「しっかり捕まっていて下さ
「だ〜か〜ら〜!質問があるって言ってるでしょうが!!」
「はぃ?質問?」
「そうです、質問です。
(やっと通じたよ・・)」
「なんでしょう?」
「あの、さっきまで壁を通り抜けられてたんですけど、急に出来なくなったんです。それにそこにいる女の子、彼女には、僕が見えるんです」
「ほぉ、成る程。」
「それに、裸なんですけど俺。」
中原は何か考えている
「聖治さん、そうなる前何をしていましたか?」
「そうなる前?たしか、
お風呂・・・。」
「はぃ?オフロ?」
「あ、いえ!ただぼーっと、してました」
「・・・・・・・・・」
(なんだよ、その目は)
「そうでしたか。その時何か考えてませんでしたか?」
「何か・・・。
確か、もし生きていたら
とか考えてました」
「その時強い後悔を感じませんでしたか?」
(強い・・・後悔か)
「はぃ」
「それですね」
「はぃ?」
「そうですね、ではご説明致しましょう。」
「・・・未練について」
(聖治君、誰と喋ってるのかな?)