俺は意識が朦朧としていたが、これだけはわかった…。
太郎が俺の手を握ってくれていた。
亀『汚ぇ顔だな・・・・』
太郎『うるせぇ!死ぬんじゃねぇぞ!』
亀『バカやろう・・・・甲羅のねぇ亀なんて、グラサンのねぇタモリみてぇなもんだ・・・・死ぬしかねぇよ・・・・
今日のお前はなんだかよくわかんねぇけど・・・・いろいろありがとなッッ・・・・そ…れ…じゃ………』
太郎『亀ぇ〜〜〜〜!!』
…
…あれ?
・・・やばい・・・若干まだ意識ある。ちょっとだけ話が短すぎたと亀は後悔をした・・
(まぁでもよかった…)
亀は太郎のこの後が少し気になっていた…。
太郎「おい、竜…」
バシッッ!!
(太郎の野郎・・・・ついに竜さんをやったのか・・・・)
亀はそっと目を開けた。
竜「……一見落着だな。」
!!!!!!!!!!!!!
はいたっち!!!!!??????
太郎「おう!」
亀は『ショック死』を迎えた。
次の日
隣町の博物館で、
『新種動物!緑のナメクジ!』
と書かれた作品の中で、
亀は眠り続けた。
完