都会には大きな高層ビルがたくさん並んでいる。
それを見上げる人とがいれば、見上げる人を上から見下げる人もいる。 対象的な存在とは何かと成立しづらいものだ…。
都会のあるビルの上に年商１００億円を稼ぐ敏腕な女社長がいる。
彼女の名前は「相沢里奈」容姿端麗でおおらかな雰囲気で…そして、金持ちだ。
誰もが彼女に想いを寄せるが相手は大企業の女社長だから、簡単に相手をしてもらえるハズがない。
そんな女性が居ると知ってか知らぬか、毎日の様に車で荷物をただ運び続ける男が今回の主人公「松山 浩太」だ。
クリスマスも近い寒い夜に 浩太 は最後の荷物を届けにあるオフィスに訪れた…。
「すいませーん、○○急便でーす」
返事もなく辺りは暗い…。
「来るのが遅かったか…、みんな帰ったかな？」
「あら？配達屋さん？ 私が受けとるわ」
奥からスーツを来た女性が出てきてサインをしてくれた。
（うわぁー、綺麗な人だ）
「これで良いかしら？」
「あ、はい。ありがとうございました！」
こうして、二人の出会いは終わったのです。
浩太は休日に友達と食事に出掛けました！そして、何気ない会話していました。
「なぁ、浩太？ お前もそろそろ彼女を作れば？」
「相手が居れば苦労はしねぇーよ」
「こんな、人と俺も付き合いたいなぁー」
友達が見ていた雑誌には、この間の配達の時に会った女性が写っていた。
そこには、敏腕女社長と大きく特集されていた。
そして…月日は流れて恋人達が愛し合うクリスマスの夜。
浩太は最後の配達にこないだの女社長のオフィスに訪れていた…。
「今日は社長さんは帰ったんだろうな…会えるハズがないよな」
また、オフィスには人の気配はなく暗いだけだ。
「すいませーん、○○急便でーす」
すると奥からスーツを来た女性が出てきた。
「あっ、この前の？ 社長さんだったんですね？」
「ええ、クリスマスなのに大変ね？サインで良い？」
「あっ、はい。彼女も居ないのでちょうど良いんです」
「私も同じよ、社長としか見られなくて女としては駄目ね」
「すいません、もう１枚！サインを貰いたいんですが？」
すると、浩太は婚姻届けを出した。
「実は前に会った時に一目惚れしました」
「ふふ、
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