彼女は明るく、声をかけてきた。「タカヒロくん?」
恥ずかしいのを隠しながらそうだと答えた。
待ち合わせ場所はカラオケボックス、とりあえず店に入った。
二人の空間、かなりドキドキしていたが、相変わらず冷静っぷりで振る舞っていた。
やはりコギャル。ノリはすごくよく逆にリードされて二人の時間を過ごしていた。
時間過ぎ、その日はこれから予定があるからとまたあそぼうと言い残し解散した。まだ陽の沈むまえだった。
それから俺は一人の友達としてメール、電話をした。正直、下心さえもあった。
そして、カラオケにいってから数日後会う約束がとれた。
今回は決めるぞっ!
気合いを入れて二人で夜の町をドライブしていた。 俺は暗がりを探そうと思い、地元の心霊スポットに向かった。
このころは、電話やメールで会話していたからそこまで緊張はしていなかった。
心霊スポットにつき、敷地内でライトを消し、怖い話をはじめた。
以外に彼女は怖がりで、ギャルメイクの中に隠れた人柄がとても可愛らしく思えてしょうがなかった。
抱き締めたくなる衝動が強くなりつつ、その勇気がでない自分がいた。