月が生んだ一つ星3

神様の親戚  2008-05-28投稿
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日曜の夜がやってきた。


健太は私を起こしにきて、
私が支度ができるまで彼は私の部屋で待っていた。





支度ができ、彼の車に乗った。


午後三時


彼は私を広い公園に連れてきてくれた。二人は寝ころび雲をみた。
いろいろな雲を物に例える健二と一緒にいる自分は…
笑っていた。



午後11時



ご飯も食べ終え、また彼の車に乗った。
(どうせホテルに連れて行くんだろう…)
と思っていたが、彼は、車の通りの少ない山道に車を止めた。
そこでの彼は、口数が少なかった…。
それでも私は空の星をずっとみれてそれだけで癒されていた。

何だか悲しい事ばかり頭に浮かんでばかり思い出していた私は、
星以外に目をやれなかった…。



その後ずっと車で話をしていたが、セックスはしなかった。



朝車で寝てしまった私を起こした彼は



『おい、朝日だぞ!』








とってもきれいだった。









『そろそろ送ってくなっ』




なんだか…



その日はあっというまで時間がたった。







健二『また、誘っても平気?』




『う〜ん…来週からずっと忙しくなるからなぁ‥』






私は




彼の誘いを断った。



彼は私の仕事を知らない。今度撮るビデオだって、見られる可能性だってある‥…





あんなに昨日笑っていた私は、帰りは少し冷たい態度をとった…







つづく

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