愛想を尽かしてしまった無数の命が夏の暑さに悪臭を放ち どうしたものかと安堵の地からもまた悩みつきない 一体何処で本当の安らぎを得られるの 蝉の脱け殻を見て彼が近いいつかまた土へ帰る日を思う 何も知らずに喧しく鳴くのだろうか 否、何もかも知っていながら最後までその小さな体を震わせるのだ
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