近くの親戚の家に行った時のこと。
「うん○したくなっちゃった」
小声で私に父が言う。
決してトイレに行かない父。
そして
帰りの車はジェットコースターなみ。
家の敷地内に入る時に車は急にとまる。
まだ道路のド真ん中だ。
父は苦しんでいる。
もがく父。
「どうしたの?お父さん大丈夫?!」
焦る私。
しぼりだすような声で父が言う。
「漏れる…。」
呆れる私。
無事家に到着。
家の中に入る私。
なかなか入ってこない父。
カーテンの隙間から外を覗く私。
するとそこには
脚をバッテンにして苦しみ立っている
父がいた。
笑いもがく私がここにいる。