猫の恋

キコリ  2008-05-31投稿
閲覧数[254] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あたしはあなたに恋をした
それはあまりに 急な出来事だった
あたしは猫であなたは人間だ
あなたには綺麗な彼女が居た
それでも
あたしはあなたに恋をした


あたしが 気まぐれで ワガママだってこと あなたが一番知っている
今日は彼女が来ているから、あたしはしばらく外に出ていった

あたしが帰ってこないと
あなたはすごく心配してくれる


あたしが甘えんぼうだってこと、あなたが一番知っている


今日も彼女を抱き締めた腕で
あたしを抱き上げる
そのたび 彼女の匂いが鼻をかすめても
にゃあ にゃあ 泣くしか出来ない


あなたはあたしの気持ちに気付いているでしょう?

報われない恋でもいい
今日もその腕の中で眠れるなら



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 キコリ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
KARAも虜になる!
紅酢をお試しあれ


▲ページトップ