この部活は何だか楽しそう……。
私はこの部活に入って直感的に思った。
「夜桜〜、一体に行くんだ?」
山田君が疲れ気味な口調で私に言った。
「もうすぐ見えるの……あ、あれなの!」
そして、皆が見上げた先は…………
「じ…神社ぁ〜!?」
山田君が驚いたような、呆れたような声が響きわたった。
「実は私、今日神社の掃除を頼まれてたのだけど、一人じゃとっても大変なの……。だから、手伝ってほしいの!」
「………まあ、相談部だしな、皆!夜桜の依頼を受けてくれないか?」
「わ…私は、夜桜さんの依頼、受けます……」
「私もその依頼を受けよう」
「俺もいいぜ」
「あ…ありがとうなの」
そして、巨大な神社の大掃除を………僅か五人で始めた」
3時間程でようやく終わった。やっぱり、五人でやると早くて助かるの。
「……夜桜〜、そういえば何で神社掃除しなくちゃいけないんだ?」
ぎくぅ!………
「なな、何でもないの」
た…たまたまなの。
何となくです……」
「そんなわけねーだろ?理由教えてくれよ」
「わ、わかったの……」
そして、どうせて神社の掃除をしたのか……私は重い口を開いた………。