三人はパプアニューギニアに向かった。
猿『なんか楽しいなぁ〜トイプーと旅にでるっていうのはぁ〜』
犬『ミーもmonkeyと旅ができてとてもハッピーです。』
その時ピーチマンこと私は一人ぼっちだった。
お腹もすき、腰に巻いたきび団子を一口食べる…。
きび団子の甘さが寂しさを醸し出した…。
そしてパプアニューギニアにつき、三人はバカンスを楽しんでいた。
するとプールではしゃぐトイプーに何かがぶつかった…。
キジだ。
うん、
紛れもなくキジだ。
キジ『トイプー様!捜したのよ。こんな所においでにならしたのね』
犬『オウ!キジックス!久しぶりねぃ!!』
どうやらキジはトイプーのお友達らしい。
猿『お!トイプーのお友達か?』
猿が近づいていった。
キジ『うッッ!あなたの臭い・・・・・・猛烈ね。少しあっちに行っててもらえる?』
猿『ハッハッハッ!構わない構わない!じゃあ僕はあっちでバタフライでもやってるよ。こうみえて昔は村で「バタフライア」とも言われていたんだ』
誰も聞いていない。
むしろ「バタフライア」とは何だ。
犬『せっかく何だからキジックスも旅に来ないかい?』
キジ『トイプー様の為ならどこへでも・・・・』
もう太郎の出る幕がなくなっていた…。
犬『ヘイ!!ピーチマン!OK?』
その時…
太郎は驚いていた。
どうせ仲間になるのだからキジックスのことはどうでもよかった…
それよりも、
太郎の視線に映るのは、
とてもすばらしい輝きを放つ、大きな蝶の泳ぎ舞う姿であった。
桃『ば、バタフライア…』
つづく