スポーツ生活 〜校長〜

神様の親戚  2008-06-02投稿
閲覧数[584] 良い投票[0] 悪い投票[0]

東京都私立和久田高校

ここは去年までは女子校であった。


しかし今年から新たな校長に変わり、突然共学にしようと考えた。
ここの校長は本当に単純な気持ち…
『男の子達に熱いスポーツをさせたい。』


当たり前だが、それだけで男の生徒が入ってくるなんて有り得ない。
むしろ頭だって決して良い高校でない。
生徒だって少ない。



結果は驚きの受験者0人…。



だが校長は特別スポーツ推薦枠として様々な県の人達へ、手紙を送っていた。




その結果、今年和久田高校に入学したのは、



女子が117人。

男子は…



14人…。




様々なスポーツのエリート達が、集まった。





サッカー推薦枠 4人

野球推薦枠 3人

バレーボール推薦枠 3人

バスケ推薦枠 2人

陸上推薦枠 2人

だけ…。







入学式の日


女生徒達が溢れる中、


長い校長の話が終わり、
校長は最後に




校長「男子生徒は式終了後、校長室に来なさい。」









男子生徒14人が校長室に集まった…





校長「え〜まずはこの学校に来てくれてありがとう。君達はスポーツのエリートだ。存分に汗をかいてくれ!」




男子生徒達「はい。」





と、一人の生徒が口を開けた…





生徒A「あのぉ…先生…ここにいる男子生徒のサッカー推薦で来た人4人じゃないですかぁ。
他のサッカーの人は?」




校長「いないよ。」




生徒A「え、じゃあ足りないじゃないですか…」





校長「何言ってるんだ、皆でやるんだ。」





男子生徒達「え!?」





校長「ここにいる全員で5種類のスポーツがある。皆、全部三年間でやってくれ!」







男子生徒達「は!?」





校長「悪いな、これしか集まらないで…明日また詳しく話すから!!以上!!」





と、校長の馬鹿げた話はここで終わった…




つづく



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 神様の親戚 」さんの小説

もっと見る

スポーツの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ