500年前、人間と純白の翼と魔法の力を持つ種族《天使》との全世界を巻き込んだ戦争が勃発した。
人間と天使
そして機械と魔法の闘いであったこの戦乱はお互いの全ての力を出し尽くした総力戦となり、星は戦禍に包まれた。
地上は魔の炎が全てを焼き尽くし、大地は引き裂かれ
天使達の住む浮遊大陸は弾丸の嵐が吹き荒れ、核の炎が全てを破壊した。
最早世界の滅亡も過言ではないと判断した人間達はこの星の全ての魔力の源であり、同時に天使達の魔法文明の心臓部である《コア》を破壊した。
これにより戦局は一気に人間達に有利となり、天使達は人間達に皆殺しにされ、魔法文明は崩壊し、この星に《魔法》というものが消え失せた。
しかしそれから500年後
石油が枯渇寸前で、エネルギー危機に直面していた世界で大国《リスニア連邦》が新エネルギーを発見する。
それは…高密度の魔力を秘めた金属…《魔塊》
物語はそれから20年後に始まる