スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 4話No.1

MIZUKI@VENUS.T  2008-06-04投稿
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4話 『本物の恋。』
私は家へ帰宅。そのままベットに横になった…。

頭の中がアラタでいっぱい。

今帰ってきたばかりだけどもう会いたいよ、アラタ。

次会うとしたら…………私、会っていいのかな。


結婚してるし、こんなのよくないに決まってる。

どうしよう………………………………。


アラタ、自宅に着いたかな?電話してみようかな?

貰ったメモをバックから取り出し電話してみた。ワンコールで出た。


アラタ『もしもし?』

いずみ『アラタ。』

アラタ『いずみさん?すぐ電話くれるなんて嬉しいよ。』

いずみ『こちらこそ今日はありがとう。自宅に着いた?』


アラタ『さっき着いたよ。これからちょっと仕事して寝るよ。明日早起きだから。』

いずみ『アラタは多忙だね。寝る暇ないって言ってたもんね。』


アラタ『まぁな。あのさー、メールしたいんだけど携帯のメアド教えてくれる?』

いずみ『うん。じゃあ電話切ったらメアド入れとくね。…アラタ………。』

アラタ『何?』

いずみ『…何でもない。また会った時に話すね。』

アラタ『俺も会って話したい事がある。それと、次の休みはまだ未定なんだけど、仕事の合間に時間出来たら会いたいからメールするよ。
会ってくれる?』

いずみ『もちろん。』

アラタ『じゃあ、メール待ってるよ。』

いずみ『うん。おやすみなさい。』


なんだか、恋人同士の会話みたい。

でも、次会う時に言わなきゃね。結婚してること。

私はメールした。
アラタからすぐ返信があった

『今日は本当に楽しかった。次会うのも楽しみにしてるよ。おやすみ…。アラタ』


もう信じていいのかな?私の事、少しでも好感を持ってくれていると。

神様は意地悪ね。人妻に叶わぬ恋をさせるなんて。

私の気持ちは止まらなかった…。


でもあの日以来、アラタからの連絡はなかった。そして1ヶ月…。

やっぱり芸能人だし住む世界が違うと、あれは夢だったと、あきらめる気持ちでいっぱいになった。

それでも、アラタとの思い出は消えなくてメールを待ち続けた。

あの時の言葉を偽りだとは思いたくなかったから。

続く…。 4話No.1



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