『ピピピピピピ・・・ガシャ』
朝起きて、顔を洗い、朝食のパンをくわえて大急ぎで家を出る。そんないつもの朝。まぁ、日付が3日も進んでいたのは驚いたけど。
しかしそれにしてはずっと寝続けた後のだるさはまったく感じられない。
それに流れ星が直撃したんだから、大ケガやら大やけどやらで入院するはずだ。俺が寝てる間に入退院ができるか?しかも3日間しかなかったんだぞ?明らかにおかしいだろ、。
母さんは俺に、無事でよかったなんて言ったが、無事なわけがねぇ。なんてったって、流れ星だ。工事現場でダンプに引かれるほうが、まだ痛くなさ・・・
『グヮッシャーン!!!』
・・・俺の、だいたい3メートル前。トラックがコンビニに突っ込んでる、。確か、俺の前には、小学生が・・・
辺りを見回しても、姿はなかった。
「こちら白山駅前。大型トラックがコンビニエンスストアに乗り上げ、人身事故が発生。」
近くの警察が本署と連絡をとっているのが聞こえる。人身事故、か。まさか・・・
「被害者一名、近隣小学校の生徒と思われる。生命の確保は不可能と思われる。」
そうか、俺がぼーっとしてなきゃ助けられたかもな、。
次の瞬間、俺はなぜか教室にいた___