Diary Of Devil

T.  2006-05-15投稿
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僕は悪魔です。 悪魔の王の息子として生まれました。 父の仕事は下界に住んでいる‘人間’の命を奪うことです。 僕にはそれを理解出来ませんでした。 一度、父に「そろそろお前も人間の命を奪ってこい」と言われました。
僕は下界に男の子の姿で降りました。 初めての下界は見るもの全てが、珍しくあまりのまぶしさに目がくらみました。 色々見てみたかったのですが、父に言われたことも忘れてはいませんでした。 僕は一人の中年の男性に目を付けました。
彼はすごく悩んでいるようでした。 あまりに悩んでいて僕は不憫に思い、その人に‘不幸の法則’を教えて、その人を助けてしまいました。

もちろん父は怒りました。 僕をものすごい力で殴ると、僕は体を九の字に曲げ1日飛んでいました。 山にぶつかり、ようやく空中飛行がとまると、僕は、すすり泣きながら家へと、歩き出しました。 歩いている途中に僕はいろんな事を考えました。

なぜ人を助けてはいけないんだ?

僕は間違った事はしていないはずだ。

こんなんだから悪魔は、悪い噂をされるんだ…

悪魔は悪くなきゃいけないのか?

父は間違っている…

…3日ほど歩いたでしょうか、誰にも会いませんでした。 もともと、こちらの世界にはあまり、住人はいませんが…。

僕は決心しました。
下界に降りる事を。

そして僕はまた、男の子の姿←(お気に入り)で下界へと降りました。

久しぶりの人間界…

ものすごい数の人々の中に僕はいま立っています。
ここへ来てから様々な事がありました。 しかし、それを語るのはまたの機会にします…。


ここは人間界

魔界にはない美しい青空が広がっている…


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