ルルル…ルルル♪♪
ピッ!!ガガ…………!!
「もしもし??」
「!!」
電話にでたッ……。
でも,本当にあの人かは分からない。もし,違っていたら…ヤバイ。
「あの―,誰ですか??」
「……ひ…むらです。」
「………………」
やっぱり違う人なのか???
「樋村…紗…英ちゃんなのかな??もしかして。」
…!!あの人だッ!!!!
「そう!私!!樋村紗英!!ありがとう気が付いてくれてッ!!!」
――安心感――
それが心を支配していた。あの人と話せた事で少し楽になった気がする。
「何か,あったの？」
彼女は何かを察して,私に質問してきた。
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