蒼き街 [いつもの日々]その3

飛翔〜AsukA〜  2008-06-07投稿
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まあ、何がともあれ地獄のテスト返却、退屈な授業が終わり、下校の時間になった。芳吉に「じゃ、帰るか」と、言ってみたが、生徒会の会議があるそうで、断られ一人で帰ろうと正門に向かった。その姿を学校の屋上から、鋭い目つきで見下ろす、凛とした顔立ちの《彼女》がいた。

帰り道、最近毎晩見ている夢、その夢の事で、園じいに相談したら、今日寄るようにと、昨日言っていた事を思い出した。「そういや、園じいそんな事言ってたな」いつも親身になって、相談にのってくれるのだが、その相談の時は、いつになく険しい顔で、話しを聞いてくれていた。 「何か、イヤな予感がする」、そう、独り言を言って、あえて、先に家に帰らずそのまま園じいの家に向かった。

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