小さな小さな その勇気で
人は変われるんだね
震える指先で 嫌われぬように
そーっと優しく ボタンを押す
胸の高鳴り
抑え切れぬ 緊張
流れる冷や汗
−大丈夫
いくら心のなかで唱えても
心臓は脈を打ち
緊張の糸を張る
いくら 気持ちを伝えようと
頑張っても
君には時間がなくて
君には大切な人がいて
僕に似つかないくらい
カッコイイ人で
どう見ても 考えても
勝ち目なんてなくて
それでも
それでも大好きな君だから
この想いを伝えたくて
今必死で携帯を握ってる
君の番号を呼び出して
君を思い出しながら
押そうとするけど 押せなくて
頑張っても どうもがいても
無理な事で
−大好きだから
今伝えたいから
この気持ちに嘘はないから
今このボタンを押すよ
"−好きです"