ふぁ〜すとこんたくに成功。
『柑菜』との距離はニメートルばかりちぢまった。
こんな時、一気に近づかないのが、オレリュウのルール。
cocktailを待つ間。
煙草でなく、葉巻をくわえた。
映画で名前がうれたらしいけれども。
ずっとふかしてる、
『BlackStoneCherry』
若者たちは、ブラストと呼んでるらしい。
かおりがいい。
と− 『柑菜』がきずくまでには、時間は必要としなかった。
かおりの空中戦は見事に成功。
あま〜いかおりですね!
ごめんなさいと返す。俺。
あまり、好きじゃない人もいるからね。
柑菜をあまり直視出来ていなかったが、
容姿抜群だ。洋服のセンス悪くない。
ただ、迷っていた。
店をきくべきかどうか?
今なら、barに居合わせた客だけの関係。
しかし。 店にいけば、
キャバ嬢とただの客の関係になりさがる。
出会い
出合い
そして、出逢い。
『柑菜』とは逢うべくしてあった。必然的な巡り会わせ。
そこから、ぶる〜すの恋は始まると信じている。
店に乗り込むには、時間がまた゛必要だった。
二十代の前半の『柑菜』にこの歳では、、
紳士的に振る舞いつづけなければならない。
どれほど、彼女がオリビアにいたのかはわからなが、送迎担当のクロフクが、俺と彼女の空間に現れた。
ごちそうさま。
マスターと俺にそうつげると、雨の降る街から帰路についた。
雨の日に、一人の彼女へ
落ちた。恋。