「離れてしまっても大丈夫だよ…」
そんな言葉、私は信じない!絶対信じない!!
もう二度と会える事も声を聞く事もできないあなたと私がずっと想い合っていけるはずがないじゃない。それなのにどうしてあなたは平気な顔して「ずっと好きだよ」なんて言うの?その笑顔がムカつく!!
遠く離れていく私を追いかけてよ!引きとめてよ!私は心の中でずっとそう叫んでたのに…
あなたには出来ないよね。無理だよね。あなたの隣には私じゃない他の誰かがずっといるんだもん。あなたといても私は一番にはなれなくていつでも寂しかったよ。二人で手をつないで歩く事もできなくて…素直に気持ちをぶつける事もできなくて…
本当に今日で終わりだね。もうさよならなんだね…
あなたは最後まで笑ってる。だから私も泣かない!絶対泣かない!
ど〜って事ないよ。どうせ一緒になれないんだしあなたみたいな優しいだけの男は私のタイプじゃないし、もういいよ。「俺にとってはおまえだけだから…これからもずっとおまえだけだから…」
最後の最後にそんな事言わないでよ。嘘つき!私だけなら引き止めてくれるでしょ!私を選んでくれるでしょ!バカじゃないの?
何で?何で泣いてるの?あんなに笑顔だったのに…
痛い…何でこんなに強く抱きしめるの?何で私が笑ってるんだろう?こんなにされたら笑うしかないよ…
「大丈夫だよ…離れても私たちなら平気だよ!ずっと大好きなままでいれるよ」
私はずっとあなたの前で泣いてたのかな?だからあなたはいつも笑って慰めてくれてたんだね。私が寂しくならないようにいつも気遣ってくれていっぱい「好きだよ」って言ってくれて抱きしめてくれてた。これからはもう離れてしまうけど本当に大丈夫な気がしてきたよ!
あなたに出会えてよかった。本当に辛い恋だったけど本当に幸せだったから…
今までありがとう!私たちならきっと大丈夫だね。
もう会うことはないだろうけどあなたを忘れる事はないでしょう。今でも大好きだよ!
「俺はおまえを一生愛し続けます…」
最後の最後にくさいセリフを残してくれたあなたにまた笑えた。そしてこの腕についたアト…消えなければいいのに…