Tetra 六

FANG  2008-06-09投稿
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昔話はここまで…

では本編にいってみよう


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僕は首を傾げていた……。 「何故こんな美女と野獣みたいなのが知り合いなのか……?」
インフィニティDiveのお頭、「木天蓼の茶虎」ことアースは、相変わらず毛並みを整えていた。

少しの間、お互いに見つめ合った後、突然動き出した。「シャーーーーーーッ!」


一斉に猫達が飛び出し、お互いに武器で殴ったり、引っ掻きあったりした。


僕はもちろんチェッカーとして、指示を出し続けている。

僕は昔から他の猫とかに念を送るのが得意だ。

でも何故か、普通の猫には、通じなかったし、リーダーは特別な猫のくせに念を送るのが下手だ。

だからリーダーは他の猫よりも、ダントツに念を送るのが上手な僕をチェッカーにしたのだ。



「左下方面の猫、不意打ち狙い」「跳躍後に背後に回れ」「そのまま右に走れば攻撃可能」

一度に三つの念をエースに送った。
エースは念を受け取ると、念のとおりに動く

僕は背後に全く意識をしていなかった。 突然背中に衝撃が走る。
殴られたのだ。
背中に意識を配慮していなかった自分を悔しがりながら、後ろにいる猫を蹴飛ばした。
後方に吹っ飛び、突っ伏したリーダーではないブチの猫は気絶した。

そいつの手にはナイフがあった。
危ない危ない…
僕は手にあった棒切れで、さらに後ろにいた猫を殴り、土管の上に登った 。
土管の上には猫がいた。

張り倒し、すぐに周りを見渡した。

リーダーはアースとぶつかり合いをしている。
エースはひらりヒラリと攻撃をかわし、次々て薙ぎ倒してゆく。
「まだまだぁっ!」
子分猫達は奮闘していた。
たまに念を送るが、耳を傾けない。

今状況は!?
アースは!?

考えていた瞬間、いきなり大きな叫び声が聞こえた
「喝ぁーーーーーーーーーーーーーっつ!!」

瞬時にみんなの動きが止まる
アースも
リーダーも、だ

現れたのは、老猫だった。

リーダーは「ジジイっ!?」アースは「長老っ!?」と叫んだ



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