瞳を閉じるといつも君が見えるんだ。
その君は、いつも僕に「ありがとう」って言ってくれている気がするんだ。
僕は君に会いに行こうとしたけど、それはまだ早かったんだね。
今改めて君との思い出を振り返ると、君に会えて本当によかった。
「もしも君と会わなければ、どんなに幸せだっただろう」って、考えたこともあったけど、それは僕にとって不幸な人生だったに違いない。
そんな人生は僕にとってありえなかったよ。
君がいなくなってからじゃないと、そんなことにも気付かない、僕は駄目な男だね。
最近思うんだ、人間って何なんだろうって。
人生って何なんだろうって。
同じことなんて二度とない。
悲しいけど…。
寂しいけど…。
でもそんな世の中でも、僕はこれから一人歩いていくよ。
また君に会う日まで。
ありがとう、君。
さよなら、君。