そしてついに出発の日
生徒達もモートルも時間前にきっちり集まっていた。
普段なら誰かしら遅刻をして来るのだが、今日は違った。
だが肝心の船頭がまだ来ていてなかった。
「遅い、一体何やってるんだ。」
ロンが腹を立てている
「あら、いつも遅れてくる人が言う言葉かしら?」
サラが嫌みったらしく言う
「何を〜」
「行くのを怖がってたのはどこの誰かさんかね?」
ロンも言い返す。
この2人は何かと言えばケンカをする犬猿の中で、
サラと仲の良いトム、ロンと仲の良いショーンが間に入って
いつもなんとかおさまっている。
特に今日は二人ともハイになってる様子だ。
サラが言い返す
「大体あなたね」
と言いかけるとそこにやっと船頭がやってきた
「遅くなってすまねぇ、さっそく出発しやすか」
「あんたがモートル博士かい?」
「噂は聞いてるぞ。」
モートルは手を出し握手をした。
「まあ話は船を出してからゆっくりするか」
「なんせ8時間もかかるからな」
モートル「その方が良さそうだね」
「さあ行くぞ」
生徒達も船に乗った。
?へ続く