ダメツマ、ダメオット。3

椿家まんもす  2008-06-11投稿
閲覧数[437] 良い投票[0] 悪い投票[0]

〜カップラーメンの悲劇〜

カノジョはほとんど自炊が出来ない(チナミに初めて作ってくれた手料理はソーメン茹でただけ)。

だからコンビニ弁当やカップラーメンを買って食べてることが多かった。

しかもカノジョはラーメンのスープを残す派で、食べた後のカップは、いつもテーブルの上にそのまま放置プレイ状態だった。

夏の暑い日に部屋に遊びに行くと、テーブルの上に約1週間分の放置カップ達が…。

ナカを覗くと、スープの中にはカビ。

育ったカビの発育量によって、1週間どの順番でラーメンを食べたかが推察できてしまう有り様だった。


これはカノジョに聞いた話
ある日、昼寝から目覚めたカノジョが虚ろなままテーブルに目をやる。

…あぁ、テーブルに白ゴマが散らばってるわぁ…

…あれ?ワタシ最近ゴマなんて食べたっけ…



……

………食べてない。なにコレ?

ゴマをよく観察するカノジョ

………

ぎぃやあぁぁぁぁ!!!

このゴマ、生きとる、動いとるぅぅっ!!!!

その白いゴマのような物体は、ラーメンスープの中で産まれたウジだった。ウジはカップを這い上がり、テーブルの上をオサンポしてたんだってさ! つづく



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 椿家まんもす 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ