ダメツマ、ダメオット。4

椿家まんもす  2008-06-11投稿
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〜エロ本の末路〜

当時ボクは20歳。学生アパートで一人暮らし。

若いエネルギーは底知らずで、(性)欲望はいくら食べてもお腹イッパイにはならないもんだ。

エロ本・エロビデオ

男性陣ならオワカリでしょう、この魅惑の響き。
どんな時でも即対応のお手軽コールガール達。



ある日カノジョは、サークルの友達らと飲んだ後、朝方ウチに来た。

ボクは大学の講義があったので、カノジョを部屋に残して部屋を出る。



アパートに帰ると、鍵がかかってる。帰ったんか…と少しガッカリしながら部屋に入る。


しばらくして、シャワーでも浴びようと風呂場へ向かった。

シャワーカーテンをあけると……


きぃぃやあぁぁ!!!!!


そこには変わり果てたボクのコレクション達がいた。バスタブには水が張ってあり、その中にエロ本が全て投入されていた。

ふやけた本を絞りながら捨てたときのあの哀しさときたらもう…。


前の晩、女同士で『ナゼ男は彼女がいるのにエロ本を読むのか』で盛り上がったらしい。そこで出た結論だったそうだ。

その諸行には恐怖したが、エロ本に本気でヤキモチを妬くカノジョに可愛らしさを感じた。 つづく



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