土色のような色で、毛並みがばさばさしていて、首には酒、尻尾には派手な飾り、坊主みたいなダボダボした服を着ている。
老猫は叫んだ後、酒をグビッと飲むと喋りだした
「たかがナワバリの為にここまでするか?え?テイル、アースよ…。」
リーダーはたじろぐ
「だからその名前はやめろって!」
アースが深々とお辞儀した。 と、同時に子分達もお辞儀をした。
「お久しぶりです老師。」
アースが顔を上げ、僕らを見た。 「やれ」と伝えたかったのだろう
すかさず会釈した
リーダーは照れながらも礼をした。
「よい、よいよ…、顔を上げぃ…。」
杖の先っぽで土管を叩き、合図をした。
僕は「あなたは誰?」と聞いた
アースが失礼だぞ、と言わんばかりの顔をしていた。
「わしはTetraの統括、ネイルと申す。ぬしらと会うのは初めてじゃな?」
「はい。」
僕は喉をゴロゴロさせた。
「待てよ、俺は度々だろう?」リーダーが付け足す
「そうじゃな…、で、ぬし。」 ネイルが僕に杖でさした
「ぼ…僕?」
びっくりしながら返事をしてしまった。
「名をなんと申す?」
何故か僕だけに聞いてきた。
「あ…アルです…。」
名前を言った瞬間、ネイルが首を傾げる。 「むむ?ぬし、捨て猫だったか? 」 はあ…、と答えた。
「ではぬしがあの中の一匹か!?」 訳が分からない。
すると土管を降り、エースの方へ向かう。
「ぬしもあの中の一匹かの?」エースもポカンとしていた。
「まあよい、ともかくわしが来た理由はまだある。」
少し間を開けていった。
「Tetra帰還命令じゃ。」
リーダーとアースが驚き、身体が跳ねる。
「今更か?」
リーダーがため息をする
「行くしかないわ…、Tetraの命令よ?」
アースは子分達に傷の治療、道具の後始末、抗争の後の一礼をさせた。
「またね」と言ってナワバリに戻る
「アースは分かっとるな、で、肝心のお前さんは?」 リーダーが冷や汗をかく
「も……もっ…もちろんわかってるぜ?」 嘘つけ…とネイルが言った
「満月の夜、月の光りが三日月作る時、世界は扉を作るだろう。」
とりあえずリーダーは返事をした。
「では、待ってるぞい。」
「Tetra…か…。」
続く