いずみ『今日でもう会えないかと思った。私、旦那にひどい事してるよね。
毎日アラタの事ばかり考えてて。』
アラタ『わかってる。俺、いずみが欲しい。』
いずみ『そんなストレートに…………。』
アラタ『いずみ、抱きたいって意味もあるけど、結婚をしたいって意味でもあるんだよ。
だから、これからは結婚を前提に付き合って欲しい。
まっ、今日旦那がいるって知ったからプロポーズが早まったけどな。』
信じられない。
いずみ『まだ私の事知らないのに?』
アラタ『知らなくても大丈夫。これから知っていくから。
心配するな、俺は一生をかけていずみを大切にするよ。』
この人は、どうして私をこんなに愛してくれるんだろう。
アラタ『運命とか縁って本当にあるんだな。』
いずみ『私、アラタにこんなに愛されて怖いくらいだよ。』
アラタ『俺に着いて来てくれる?』
いずみ『アラタ…その返事はまた後でもいい?』
アラタ『いいよ…待つよ。』
いずみ『いい加減な気持ちで返事をしたくないから。』
アラタ『了解!大丈夫、ゆっくり行こう。』
私を安心させるためにアラタはちゃんと考えてくれている。
私たちはじゃれあいながら楽しい時を過ごした。
もう誰もが、この恋を止めることは出来なかった。
アラタ『俺のスケジュール表いずみに渡しとくよ。
これからは、まわりの人間とか旦那とかの事で色々あるかも知れないけど、何かあったらちゃんと言えよ。
約束なっ。』
いずみ『うん。幸せ過ぎて毎日が怖い。』
アラタ『俺も。でも俺らが頑張ればすべてうまく行くよ。』
いずみ『私、アラタにいつもパワーをもらってる。自信と勇気も。いつもありがとう。私、負けない!』
アラタも私もこの時は幸せの絶頂にあった。
でも、この幸せは続かなかった………。
続く…。 5話完結。