大当たりで、痛い!!

一 美命  2008-06-13投稿
閲覧数[301] 良い投票[0] 悪い投票[0]

 そもそも教育は、人間が人間らしく生きるためにあるものではないでしょうか?
 でも、日本の教育は少し違う気がします。弱いことがいけない、いじめられる方がいけないと言われている気がします。本当は、弱者は守られるべきであると思います。でも、弱者は守られているだけでなく強くなるために努力を怠ってはいけないと思います。
 現在は、みんなが弱いのではないのでしょうか?弱い人間が自分より弱い人間をいじめる。弱いくせに強くなった気でいる。弱者が多すぎるのではないのでしょうか?
 自分が本当に強いと思うなら、弱者を守ってみろと言いたいです。
 ある朝、私の頭にドッジボールで使用するボールを投げつけた男子がいました。ものすごく痛くて、担任が教室に来るまで机に顔を伏せて泣いていました。
 朝、ものすごい勇気を振り絞ってやっとの思いで、学校に登校したのに…。やっぱり登校するのは間違いだったと思わざるを得ない出来事でした。
 毎晩、お布団に入ってハンカチを口に詰めたり、カーテンで首を締めたり、ベランダから飛び降りようとしていたり、翌朝、どうすれば学校に行かなくてもよくなるのか、そんなことばかり考えていたのでよけいに、学校に登校したことへの後悔の念は強かったのだと思います。
 小学生の高学年にもなって、ボールを人にぶつけたら痛いだろうということが分からないのか、ただ、いじめることを楽しんでいるのか?
 今、考えればどちらにしても、同じ人間として扱いたくない。人間未満の行動です。最低10年位教育を受けたのであれば、せめて、自分が痛いと思ったことは他人にはしないこと位、できたのではないか?
 担任も、いじめがあることを知りながら何もしない。教育者としてあるべき姿なのか?
 考えなくても分かりそうなものです。この担任は、どんな教師を目指していたのであろうか?ただ、子供が好きなだけで、安定収入のある職業だから選択したのであろうか?



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 一 美命 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ