月の生んだ一つ星10

神様の親戚  2008-06-13投稿
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え?

だって健二には関係のない子だよ?


美月「一生なんてありえないでしょ…健二の子供じゃないんだよ?」

健二「でもお前一人じゃ無理だろ?」


美月「……」



健二「大丈夫だよ。もう働かなくて家でゆっくりしてろよ?俺がお金稼ぐから」

美月「……ありがとう」




健二「あ!それと、日曜とかにお前の地元に帰って、ちゃんと子供の事親に言わないとなっ…」



美月「え…」





そうだ、忘れてた…


お父さんに言わなきゃ…







私は親に反対されてまで上京して来ている為、親にもう会わせる顔なんてないと思ってた…





そして日曜







健二「うわ、美月の実家でかいんだなっ」



美月「うん、まぁね…」


健二「ほら、行くぞ。」

健二は玄関のチャイムを鳴らした。




美月の母「はぁい、あ…美月…」


美月「ただいまっ…お父さんは?」





美月の母「…中で待ってなさい…」



30分程二人は茶の間で待っていると…






美月の父「……どういうつもりだ?」





美月「え…」






美月の父「変な男と家飛び出して、帰ってきたら違う男を連れてくるなんて…」





健二「俺彼氏とかじゃないです。」

(え?健二彼氏役で来てくれたんじゃないの??)



美月の父「じゃあお前は…」



健二「それより、美月の話し聞いてやってください。」



美月の父「…」








美月「……子供ができたの…」






美月の父「!!前の男か?こいつか?」






美月「前の……」





美月の父「…美月、じゃあ一体こいつは誰だ?」



美月「…」

(私だって健二をどう紹介したらいいかわかんないよ…きっと健二は軽い気持ちでここにいるから…)









健二「俺は健二って言います。美月さんの旦那目指して一生そばにいるつもりです。」




つづく

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