あらすじ
Room19で岩に潰される明 残るは崩壊する洞窟と共に死を迎えるはずだった。
ドカン!と音をたて、岩が崩れ落ちて来る
「ハラショー……これでいいんだよ。」
ハラショーがこっちを見て叫んでる
「明あぁーっ!!!」
足に激痛が走る
岩に潰された。
「ちっ…、呆気ねぇな…俺の人生…。」
「くっ…!実験体……032…!」
今頃澤谷が目覚めたらしい。
手には俺のナイフを持っていた。 「死ね!」
ナイフで切りかかって来た。 足を引きちぎり、後ろに逃げる。
声が出ない程痛い
痛みで死にそうだ
「お前が死ね。」
手に持った銃で撃ち殺した。 澤谷は断末魔の叫びをあげ、果ててしまった。 「…………任務…完了…。」
片方しかない足で滝の裏口へ行った
「いやいや…見事…素晴らしい…!」
アルテットがいた。
「うるせぇ、俺は…っ!自分の妹を守ろうとして自分の親友を殺したんだ!」
ハハハッ……と嘲笑するアルテットに腹を立てた。
「任務は完了した。約束は守ろう。」
俺は座った
「絶対手ぇ出すなよ…………!もしやったら…!」 「地獄の底からやって来るか?」
俺はうなずいた
「おぉ、怖い怖い……。」アルテットは続けた
「お前…、宇佐原にビンと一緒にメモを渡したろう?」
「あぁ……だから俺は死んでも悔いは無い!だが!宇佐原抹殺は成功した…!」
アルテットが納得する
「鉛玉ではなく毒塊を撃ち込んだのか…?」
「ああ、いずれアイツも死ぬ…。俺もな。」
俺は溜め息をした
「じゃあな。アルテット。」
パァン!!
「く…!不覚!奴から一発貰うとはっ…!!」
アルテットは身体を引きずり、ヘリポートへ向かった
崩壊を迎えた地下研究所を見て、アルテットは言った
「世の中何が起きるかわからない…。これまでも…これからも!」
白い絵の具を取り出す
「まだだ…!世界はまだ白に染まる可能性はある……。」
ヘリコプターに乗りながらアルテットは絵の具をしまった
「明よ…オラクルTetraは壊滅した。…だが…。」
メモリーチップを手袋から出した
「我は諦めない。」
「次のプロジェクト。」
「Trainが有る限りっっ!!!」
多分 続く