私がいじめられっ子の頃、いじめっ子側は、前述した超頭の回転のいいヤツ《知能犯タイプ》と手下となってロボットの様に操られる《実行犯タイプ》の2タイプの男子たちがいました。
?1は勿論、前述した《知能犯タイプ》のヤツです。カリスマ性があり、なんだか憎めないけれど好きにはなれないヤツ。
実行犯タイプの事実上?2のヤツがいかにも意地悪そうな人相なんだけど、女子の間でもカッコいいとか思う人もいてちょっと人気がありました。ただ、性格は最悪です。
操られるだけではなく、自ら進んで言葉でいじめてくるんです。
人の泣くところとか、苦しんでいるところを遠くからではなく、間近で見るのは好きなタイプとしか言いようがない。
前述した、体育の時間終了後に私に砂をかけた4人のうちの1人で、謝罪しなかったのがコイツである。
人が苦しんで泣いているのに平気な顔をして見ていて、その後も、謝罪の言葉はまったくありませんでした。
本当に人間か疑いたくなる。人の弱みに付け込む悪人です。私が、今まで出会った人の中で3本の指に入る位、大嫌いな動物です。どんな大人に成長しているのか?ある意味、一番興味をそそられます。
今、感じることは、担任は、無理やりにでも謝罪させるべきだったと思う。そうしなければ、自分のしでかしたことが人間として正しいのか否か分からないのではないでしょうか?
また、彼も、どうしようもない、人間として未熟だった担任の被害者なのかもしれない。
後は、その他多勢の10名位がいじめに加わっていました。