もし君が運命の人なら--第7話--

こまち  2008-06-14投稿
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ルイ「あ……ありが……と」
ナナエ「深津さんだよね?私清沢奈々絵(キヨサワ ナナエ)」

ルイ「ナナエちゃん…?」

ナナエ「ナナエでいいよ!」

ルイ「あっ……。私も…ルイでいいよ!」

ナナエ「ねぇ、ルイってさぁ、いじめに遭ってるの?」

ルイ「………。」

ナナエ「あ!!ごめんね!!!突然こんなこと……」

ルイ「遭ってるよ…。でも…もう慣れた。」

ナナエ「………私、ルイの支えになってもいいかな…。」

ルイ「え?」

ナナエ「私もね、昔いじめられてたの。だから、いじめとか許せないから…。」





私は、その言葉を聞いてとても安心した。



私の味方してくれる人がいる。
私の気持ちを分かってくれる人がいる。





奈々絵は隣のクラスで、私は業間になるとすぐに奈々絵の元へ行った。






私は奈々絵になら何でも話せた。
奈々絵は面白くて、話も合って、そして私の話を何でも聞いてくれた。





その日にあった辛いこと、その時に思ったこと、とにかく奈々絵と居て、つまらない事はなかった。









しかし、私は知らなかった。
奈々絵のことは、何も……。











..続く..



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