サラは感激していた。
トムもいい先生だと改めて思った。
それと同時にさっきの話しを聞いていたのかもしれないと思った。
それぞれテントに入って行った。
今度はさっきと違って、モートル1人での見張りだ。
モートルはなんと懐中電灯を森の方に照らしだした。
そしてスコープをつけ見ていた。
それからノートに文字を書き出した。
内容は
「1時40分頃謎の影あり。トムが姿を見る」と言う文であった。
さっきあの二人に言ったのは安心させる為であった。
またトムが姿を見たと言う所を何度見ていた。
あれから時間も大分、経った。
本来ならロン、ショーンが見張りをする時間だが、起こさず、1人見張りを続けていた。
ようやく日が出て
モートルはその場所に向かって歩き出した。
距離は20メートルくらいなので、
トムが見間違えていない事は初めからわかっていた。
そしてまず、地面を見ると何やら靴のような後があった。
サイズは自分のと比べると少し大きいので28センチくらいだろうと推測された。
しかしおかしい。
島には他に誰もいないはず。
すると
ジジジジジ〜
目覚ましが鳴りみんなが起き出した。
第五章〜【調査】へ続く