二年生になってカラもう?ヵ月が経ち,季節はもう夏…
?月?日。一つ目の神様のいたずらが始まった…
先「失礼します。瑠璃…お前ちょっと来い」瑠「ハイ…??」
授業中だというのに,先生が入って来た。
何だろう??いつもは明るい先生が,今日は険しい表情をしてるし…なんか…嫌な予感がするなァ…
先「瑠璃…落ち着いて聞けよ??今さっき,お姉さんが亡くなった…交通事故だそうだ…」
先生…言ってる意味が分からないよ…??
お姉チャンが死んだ…??
そんなわけないぢゃんね??明日結婚式だったんだよ!!?
嘘だよ…
先「璃…瑠璃!!?大丈夫か??今,事故現場で調べたりしてるらしいカラ,今日は普通通りに帰れとの事だ。でも,辛いだろうし…帰っても良いぞ??」
先生は気を使ってくれた…
瑠「大丈夫?!!ぁりがとぅ先生…」
ガラガラッ!!…―\r
先「瑠璃チャン大丈夫なの??」
瑠「あぁ,大丈夫?」
あたしはなるべく悲しい顔をしないようにした…だから,涙も出さなかったし皆にも…言わなかった…
でも…実際は言えなかっただけなんだよね。
放課後…
ガラガラッ!!…―\r
委員会も終わり,教室に鞄を取りに帰って来た。教室には誰も…
瑠「あれッ!!?皆…どうしたの??部活は!!?」
竜「行けるわけねぇぢゃん??」
千「何我慢してんの」瑠「えッ!!?別に我慢なんかしてな…」
秀「馬鹿ッ!!何で言わなかったんだよ。何でもないように振る舞いやがってェ…」
あぁ…聞いたんだ…お姉チャンの事…
秀は少し怒ってるようだった…
瑠「ごめん…でも…言いたくなかったの。」千「あたしらそんなに頼りなかった!!?」
瑠「違うよ!!違う…
だって口に出したら…お姉チャンが…死んだ…事認めることに…なるぢゃん!!?…認めたくなかったの…うぅ…
ひっく…」
ギュッ…―\r
えッ…―