暗闇を探して今日も歩き回る。 光を浴びる事を恐れて何かの影に隠れてる。 そんな僕をあなたは『空っぽ』だと言う。 質量が無くてもそこにいる。こんな事は許されるのだろうか。 僕の空っぽの声はいつまで経っても誰にも伝わらない。 光の当たるそこで生きるあなた達には、光の当たらないここに生きる僕の存在が気づかれる訳がない。 息を潜めて、自分を殺して生きる僕は許されるのだろうか。 いつかは影の世界から抜け出せるだろうか。 光で僕の体が満たされる日がくるだろうか。
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