「ドクター!艦長から
お電話ですが、そちら
にまわしますか?」
「ああ、そうしてくれ
。」
「もしもしぃ?」
「やあ、ドクター!急
な頼みで申し訳なかっ
たが、彼女と子等の様
子はどうかね?」
「どうもナニも全く私
の出る幕などありませ
んでしたよ。母子共に
健康、順調、異常無し
ってトコです。」
「うむ。うむ。よくや
ってくれた。ありがと
う!」
「いや、だから私は何
も。」
「今後、彼等が成人す
るまで、長期契約に更
新してあるから宜しく
頼む。」
「え?」
「ん?まだ聞いていな
かったのか?君の母上
には快諾済だ。なんで
も契約関係は一任され
てるからと言っておっ
たが。」
「あー。はい確かに一
任しています。しかし
、私で良いのですか?
名だたる名医は星の数
ほどおられると・・。」
「マイク。私は君を信
頼している。幼い頃か
ら知っているし、名医
でもある。だから頼ん
だのだ。君の研究室も
手配済だから、思う存
分研究にも打ち込んで
くれ給え。」
「な!なぁジム艦長さ
んよ。ちぃと強引すぎ
ないか?」
「怒ったのか?マイク
。」
「・・・私には、話し
てくれるよな?ジム?
」
「あ、ああもちろんだ
とも!マイク、後で君
の部屋へ行くから。」
「了解!」