物語はそう朝の通勤ラッシュだというのに、乗り換えで30分もまたされ なおかつ乗り換えの駅から外にでるのに210円もかかるという不都合な駅を思い浮かべながら、いつもの快速電車の中で始まる一人の青年の話である。
いつものように朝6時とちょっと早い時間に起き某駅発7時26分の電車に乗る幸一
スカートが短く股を広げおしげもなく恥じるべきところを披露している女子高生
汗をかきながらさりげなくメタボサラリーマン
きずいているのかいないのか30か40過ぎ(幸一の予想)で超弩級のギャルファッションをきているノーメイクおねえ(ば)さん
(ノーメイクも幸一の予想)
昨日の寝不足がたたり、疲れているため幸一は怪しげな席に迷いもなく座ってしまう。
物語はこの時からもう始まっているのかもしれない。
幸一が座ると3人とも幸一を見る
誰が座って来たのか見るのは当たり前のように思えるが、幸一はこの仕草をされるのが好きではなかった。
電車は一回閉まって、誰か遅れてきたのかまた開閉し出発した。
幸一は興味本位(おもしろいメンツだと感じたようだ。)で一人一人の行動をばれないように観察しようと決意した。
最初に目に入ったのは向かいの右側にいる女子高生である
女子高生はおもむろに足を組んだり広げたりしている
幸一にいやがおうでも見えてくるものがある
少しの興奮とあまりに見えてしまう男の夢に嫌悪感を抱いていた。
実は幸一は昨晩2年間好きだった女の子にふられていた。
そのこはとても古風でゆうなれば古き良き時代の女といったところであろう。(どこかのドラマで聞いたような言葉すんません笑)
そしてまさかの往復ビンタをくらうとは…。。
その事があったせいかわからないが、幸一はばれないように観察するつもりが女子高生を睨みつけてしまう。
女子高生は幸一の視線に気付いたのか睨みかえし
『なんだよ?』
と一言。
幸一はこういう展開になれてなく焦ったあげくの果てに出た言葉が
『パンツの色合い綺麗ですね。』
いくらなんでも焦りすぎである。笑
もっと他の言葉があるはずなのに幸一はこの言葉しかでなかったのである。
〜続く〜
何色かはお楽しみ♪