スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 7話No.2

MIZUKI@VENUS.T  2008-06-17投稿
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ゆり子さんが動転している。


アラタ『俺が病院へ連れて行きます。大丈夫か?』

いずみ『痛い…。』

アラタは私を抱えて車で病院へ急いだ。



アラタ『克也!』

克也『おー、アラタ久しぶりだな!』

アラタ『それより急患なんだ!頼む。』


克也『あぁ、わかった。こっちへ!』


どうやらアラタの知り合いのお医者さんみたいね。


克也『どうしました?』

私は宅配便の荷物の事から話し始め、すべてを話した。



克也『おそらく硫酸の可能性が高いな。火傷の後みたいになってるから。
硫酸と水を混ぜると熱が発生するんだ。』

アラタ『俺がいない間に…。傷跡残らないよな?』


克也『いや、可愛そうだけど残るだろう。火傷の後と同じだから。』


処置は終わっていた。

アラタは携帯を握り待合室で待ってるからとその場を離れた。

克也『あいつのせいでこんな怪我したんだろう。
くだらないファンがいるからなぁ。』


いずみ『そうなんですか?』


克也『君は、森下って…………まさか、あの森下財閥のご令嬢じゃ?』


いずみ『はい。』


克也『アラタとの関係は?』

いずみ『恋人です。』

凄く驚いている。


克也『アラタとは関わらない方が君のためだぞ。
君とあいつじゃ住む世界が違いすぎる。』

いずみ『覚悟できてますから。』

こんな怪我はたいしたことない。


克也『覚悟か………若いな。』


何か意味深な発言。この人は何なんだろうか?



待合室へ出ると、アラタとTRINITYメンバーとゆり子さんがいた。


ゆり子さんは、アラタにすべてお願いしてあると言って実家へ戻った。

続く…。 7話No.2

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