夜の出逢い…
ゆぃは小さなクラブにいた。大人になる自分と、まだ子供な自分との間で揺れ動く不安を忘れるために…
音に身を委ねるその時間はゆぃにとって、唯一幸福な時間。
音がやみ、皆が座り込んだ
ライブだ!!
何かいつもと違った感じ…
一人の男の子がマイクをとりしゃべる、
「なんか超コワモテBだ!」
歌い始めた瞬間…
ゆぃの頬に涙が零れた。
今まで見たことのない光りをみたから…
一瞬にして光りをはなちそれは、体の深い奥まで照す
「こんなの産まれてはじめて…泣いたの久々だょ」
ゆぃの中の悪いもの全部洗い流してくれたみたい…
「話したい!!」
ゆぃは一緒に来ていたりぉに言った…
つづく