一歩踏み出すと、まるでさっきまでとは違った感じが漂った。
モートルは
「もう少ししたら休憩をしよう」
するとルッチは
「こんな所で休憩なんかしたくないですよ」
「早く見て回って帰りましょうよ」
ビクビクしながら言った
モートルは
「焦りは禁物」
ロン
「 そんなにビクつくなよ」
トム
「お前、この島に来てから妙にビクビクしてるな」
「海の方ばっかり眺めたり」
みんなルッチの行動に薄々気付いていた。
何か隠しているだろうと。
ルッチは船頭との約束事なのでしゃべろうとはしなかった
「な、何でもないよ。」
「ただ早く帰ってワッフル食べたいなって思っただけだよ」
明らかに慌てて言っていたので、何かあるな
とトムとロンはわかっていたが、
今この状況も
けして安全と言う訳では
ないので、
辺りを見渡しながらモートルに続いて歩いている。
今の所何かが出ると言う様子はまるでない。
本当に何かいるのかと思い始めた3人であった。
するとモートルは立ち止まった。
生徒達はどうしたのかなと側に寄った。
トム
「どうなさったんですか?」
モートル
「こ、これは………。」
?へ続く