ADAM投与から一ヶ月
僕は訓練を終え、戦場へと投下される事となった
最初は僕も抵抗した今の身体なら日本政府など敵ではないのだから…
しかし出来ない理由が二つあった
一つは僕とADAMとの結合問題
僕とADAMとの結合は完全ではなく、ある程度調整を行わなければ身体がADAMを拒絶し崩壊が始まってしまうからだ
第二に姉の生存
姉の生存が確認された
しかし大怪我をおっており今の医療では死んでしまうという
そこでADAMとの結合が提案された
僕が適応出来たのだから比較的DNAの近い姉がADAMとの結合の成功率は高いという
僕は死にたくないし姉も殺したくない…
だから僕は兵器になる道を選んだ
後悔してないといえば嘘になるけど…
だから踏ん切りをつけるため現在の東京を見に行かせてほしいと軍の人に頼んだ
一日だけならと休日をもらった僕は今だテントで暮らす人々の多い東京へと出向いた