運命の人って誰?第5話

シュークリーム  2008-06-19投稿
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 僕は彼女に適当に『今日行けない』的なメールをして、希枚駅へ。

 待ち合わせより5分早く着いた。いつもじゃありえない。しかも、君はそこにいてくれた。
 
 少し話をして、歩き始めた僕等。ここから、僕は君の苦しみを知り始める。

 でも、僕等は気付かなかった。二人きりの旅立ちを見ていた人が居たなんて…
 
 僕等は雨上がりの夜を楽しんだ。映画見たり、買い物したり…ありきたりだけど、楽しい時間だった。

 9時になると、君は慌て始める。どうやら用事があるらしい。僕はその気持ちを悟って、

 『そろそろ帰るか?寒くなってきたし…』

 『うん…』

 『どしたの?急ぐんでしょ?』
 
 『そうだけど…伝えないと…』
 
 『何?お前らしくねーぞ!話してみろよ。』

 『うん…あのさ…』

 『あんたのことが…好きかも…しんない…』

 『しんないってなんだよ!しんないって!』

 『…オレは…お前のこと…大好きなのに…』
思わずでてしまった本音。
 『…恥ずかしいよ。そんなこと言われちゃ…』
珍しく顔が赤くなる彼女。 
 『なーに赤くなってんだよ!急がないとまずいんじゃねーの?』

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