モートル達は靴後を見て森の奥の方に続いているのに気付いた。
モートル
「ここで10分休憩を取る。」
「その後この足跡を辿ってみる事にしよう」
そういうと臆病ルッチがすぐに反応した。
「も、もしかして誰か他にこの島にいるって事ですか?」
モートル
「まちがないな。」
トム
「でも先生。
どういう事でしょ?」
「この島には誰も許可なければ入れないはずでは?」
トムは冷静に話した。
ロンは
「こっそり入ったんじゃないか?」
と調子良く言った。
だかモートルは
「こっそり入ってくるのはいくらなんでも無理なはずだ。」
「考えられる事はビルの奴が我々以外にも誰かに頼んだか。」
水をゴクゴク飲んでいるトムがまた話した。
「でも先生、だとしたらなんで僕らに依頼したのでしょう?」
モートル
「わからん。」
「だが、きっと何か訳があるはず」
「生き物だけでなくその人間にも用心しないとならんと言う事だ。」
トム
「もしかしたら昨日僕が見た影はそいつかもしれませんよ?」
モートル
「私もそう思っておった」ロンとルッチはなんの話が良くわからずポカンとしていた。
第6章【敵か、味方か?】に続く