授業中に愛ちゃんの事ばかり考えてしまう
今日の部活は軽目のメニューをこなした後体育館周りをダウンとして走る
隣では女子バスケが外練らしく外で練習していた
「先輩！先輩！あの娘っす」
奥ちゃんが指差す方には昨日見た愛ちゃんがいた
言葉を失う俺に奥ちゃんが
「あいつでいいんすか？」
「いいに決まってんじゃん！マジ可愛いし」
「そーすかね？」
横を通り過ぎる時に奥ちゃんがひやかしてくる
嬉しさの半面ばれるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまう
アドレスを聞きたいという気持ちがどんどん増していく
そんな願は思ったより早く叶えられることとなる
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