運命の人って誰?第7話

シュークリーム  2008-06-21投稿
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 冬が過ぎ…
僕は3年になった。 
 
 皆、徐々に卒業後のことを考え始めていた。僕もその1人でその事をノゾに話してみた。
 
 『ノゾは卒業したら何すんの?』

 『えっ!…』
僕の質問で、目の前のノゾは明らかに慌てている。

 『決まってないの?』

 『…いや、ウエディングプランナー…になりたいかな。』

 『格好いいじゃん。オレは保育士かな。子供すきだし…』
また一瞬ノゾの表情が変わった。僕は、少し嫌な予感がした。

 僕は、話題を変えたくなって、とっさに
 『今からノゾん家行っていい?』
すると…

 『…ゴメン!』
そう言ってノゾは走り去ってしまった。
 

 しばらく座って頭の中を整理しようとした僕。でも、よくわからないまま、僕は帰ろうと立ち上がった。
 その時だった…

 『…オレの…カナを…返せ…』



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