入学式中にはお決まりの長話…
だが,私達2人はそんな長話さえも気にならず凄く楽しかった。
「お腹空いたね〜入学式終わったら〜食堂行こうよ〜」
「うん☆いいよ〜」こんな普通の会話も新しい生活が始まる期待からか凄く凄く楽しかった。
入学式終了後私達は少しして食堂へ向かった。
食堂についた時にはもう人がたくさんいて,空いている席がなかった…
「もうちょっと早く来ればょかったね〜」
「だってこんなに人来るなんて知らなかったもん〜てか皆考える事同じだね(笑)」
「確かに!!皆お腹空いてたんだよ(笑)」
私達は席が空くのを待っていた。そしてアカネが「ねぇねぇ!!あの人も来てるじゃん!!あそこにいるよ〜ヒロちゃ〜ん」
私はアカネが言う方を見た。しかし,私はなぜか真っ直ぐに向こうを見れなかった。何か恥ずかしかった。まだあっちが私の事どう思ってるかなんて分からないのに…むしょうにアカネの「ヒロの事見てるよ〜」と言う言葉が頭に残って離れなかったから…
少しずつ食堂にいる人が昼ご飯を食べ終わり席が空き始めた。
私はあの人がいる席の近くにならないようにアカネの手をひきあの人がいる席から遠い席に座った。
席についた私とアカネは早速ご飯を買いに行った。
「食堂のご飯て凄いたくさんあるんだね〜どれもおいしそう〜」
私はこれから毎日ここで食べれるなんて嬉しくて子供みたいにはしゃいでいた。私はレジに並んでいて後ろにアカネがいるもんだと思い話していたのに後ろにいたのは…