「アッコ、お父さんと一緒に喫茶店に行こう。」
珍しく父は、私と一つ下の弟を誘ってきた。
季節は 覚えてないが、昼前だったのは確かだ。
学年は遠い記憶だが、小学生で 二年生だったような。
怪しい。
どう考えても
怪しい。
女、バクチ、酒、金にしか興味のない男が。
家庭?家族?
なんだそれが!とゆう、世間で言う最悪男が。
喫茶店?
ありえない。
何かある!
小学二年にして、アタシは、悟った。
(次回につづく)