スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 8話No.2

MIZUKI@VENUS.T  2008-06-24投稿
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アラタ『一緒に行く?』


アラタに感づかれたかな?


いずみ『気持ちは嬉しいけど、ここで待ってるよ。』


アラタ『置いていくなんて酷い男だよな。
こんな俺でごめん。』


いずみ『アラタ、今日は謝ってばかりだね。
私も辛いけど離れてる時間も大切だと思えるのは、アラタだからなの。
再会が楽しみってやつ。おおげさかな。』


アラタ『確かに出掛けて帰ってきた時の瞬間って最高だよな。特にいずみがいる時はね。』


いずみ『そう思えば辛くないでしょ?』



アラタ『いずみ、俺のために頑張ってくれてありがとう。
愛してるよ。』


いずみ『私もアラタを愛してる。』


なかなか離れられない…。



しかし、すぐに江口さんから連絡が入り渋々アラタは仕事に行った。


私は一歩も部屋を出ないように言われた。


寂しさを埋めるためにTRINITYのCDを聞いた…お掃除もやってみた。



お夜食も作った。深夜0時をまわった。



いずみ『まだかな?アラタ…。』


待ちくたびれた。


テレビをつけた。歌番組にTRINITYが出ていた。アラタかっこいい。


みんなの憧れるアラタを私は独り占めしてるんだ。



その時…………



カバンに入れてあった携帯のバイブの音に気付いた。


アラタ?






違った…………






お父様だった。



いずみ『お父様。』


父『何度も電話したんだぞ!お前、今自宅か?』



いずみ『いえ。お友達の家だけど、こんな時間にどうしたの?』



父『拓哉くんが事故で死んだよ。』



私は携帯を床に落とした………。





嘘だ…………???





夫が死んだ………?

続く…。 8話No.2

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