ねぇ?恵介君と出会えた…それが人生で一番の出来事だった…
小さい時から体が弱くてほとんど学校にも行けなかった。
でも体調のいい期間があって毎日学校に行って放課後の図書室の窓から夕焼けを眺めてた。
ねぇ?恵介君以外にも彼氏出来たことあったんだよ。
『何してんの?』『…』
茶色い目それが第一印象だった。
次の日も、また次の日も彼は図書室にやって来ては私の横に立ち夕焼けを眺めながら他愛もない話をしていた。
そして付き合う事になった。
でも病気の事は言わない。
初デート
初めて手を繋いだ。
初めてのキス
初めての…
痛くて泣きそうだった。けどひとつになれたことが嬉しくて、何度も体を重ねた。
幼かった私たちには抱き合う事は早かったね。